第6回プラたかグルメンは、お好み焼き「みずしま」さんです。

第6回のプラたかグルメンは、高輪台駅近くで40年営業している、お好み焼き「みずしま」にお邪魔しました。
総勢6名という取材班。本当の目的は「お好み焼きともんじゃ焼き」?
写真を見ていると、食べたくなること間違いなし!

詳しくはこちら

高輪の老舗「お好み焼き みずしま」で食べる“セレブもんじゃ”とは?

「牛バラカルビが、美味しんだよ〜!」と、プラたかメンバー「Y」がオススメするのが、高輪の老舗お好み焼き「みずしま」。
「お好み焼きじゃないんかーい!」とツッコミたくなるアナタ、本命は「セレブもんじゃ」らしい(笑。
プラたかグルメンの第6回は、取材人数最多の6名で乗り込んで「飲み会」のような取材。
いや、ほとんど飲み会だな、これは(笑。ところで、「セレブもんじゃ」って、なに?

■店舗情報
お好み焼き みずしま
連絡先:03-3440-2241
営業時間:平日 ランチ/11:00~14:00 ディナー/18:00~23:00(ラストオーダーは22:00)
定休日:土曜日・日曜日

■凡例
水:水島さん
東:東海大学共育プロジェクト 斎藤
プ1:プラたか.netの中のYNM氏
プ2:プラたか.netの中のSS氏
プ3:プラたか.netの中のDK氏
プ4:プラたか.netの中のSGYM氏
プ5:プラたか.netの中のIT氏


東:本日はお忙しい中、インタビューを受けていただきありがとうございます。
本日はよろしくお願いします。

水:よろしくね

東:さっそくですが始めさせていただきます。
まず高輪台でお好み焼き屋を開業した理由はなんですか?

プ2:かたいな(笑)

全:(笑)

水:お好み焼き屋を始めたのが40年前かな。
母親が足立区でもんじゃ焼き屋をやってて高輪台に引っ越して、もんじゃ焼き屋をやりたいといったのが始まり。
東:もんじゃ焼き屋を経営すると同時にお好み焼き屋も始めたられたわけですね。
僕も大好きなんですよ(笑)
ところで、40年前に比べてマンションが増えてお客様も変わってきたと思いますか?
水:マンションが増えて家族連れは増えたかな。まぁマンションが増えてもお客さんは変わらないけど。
プ4:やっぱり来てくれる人はサラリーマンの方が多いですか?
水:そうだね。マンションが増えて会社が減ったけどサラリーマンの方が多いね。
東:仕事終わってそのまま来ているんですかね。
水:夜仕事終わって飲みながらお好み焼き食べる人が多いね。

東:経営していて印象に残る出来事はありますか?
水:最近は外国の方が増えてやっぱり印象に残るよね。
英語しゃべれないから(笑)
この前もカナダから夫婦で来た人がいて1週間に4回来たのは印象に残ったよ(笑)
東:1週間に4回はすごいですね(笑)
外国の方に気を使ったことってありましたか?
水:英語は話せないから実物を見せたり、写真とか見せたりして伝えるようにはしたよね。
名刺渡したら後日あっちからハガキがきたんだよ。そういうのはいい出会いだったと思うよ。
東:ハガキが来るということは相当気に入っていただけたんですね。
やっぱりそういうときにやりがいとか感じますか?
水:そうだね。あとは常連さんとかできると感じるよね。

プ4:常連さんは多いんですか?
水:カウンターの方はほとんど常連さん。
体調崩したときに手伝ってもらったり、たまに子供の面倒とかも見てくれる。
東:そこまで親しくされているんですね!
普段から手伝っていただいているんですか?
水:夜忙しくなったときとかね。
プ3:常連さんはこの近くに住んでる人が多いですか?
水:昔からこの近くに住んでる人もいるし、新しい人もいるよ。
個人経営だからこういうつながりはできると思うんだよね。

東:それではいよいよメニューについて伺います。店に来たら最初に食べてほしいお勧めは何ですか?
水:やっぱりお好み焼きともんじゃは食べてほしいね。
昔はもんじゃって駄菓子屋でおやつ感覚で食べていたよね。この辺りにももんじゃ屋さんなんてなかったしね。
うちは港区で初めてのもんじゃ焼き屋だと思うよ。
プ5:昔はもんじゃを知ってる人が少なかったからね。
水:お好み焼きとかもんじゃとか栄養もいいから子供にもおすすめ。
プ1:僕は牛バラカルビがおすすめ(笑)
水:牛バラカルビは中毒性があるよ(笑)
引っ越した人とかたまに食べにくる。お客さんに作り方教えてもうまくできないらしいよ。
なんでだろうね~(笑)
プ5:やっぱり火加減とか感覚が違うんでしょうね。
東:本物はここでしか食べられないってことですね。
それでは最後に地域の方にメッセージをお願いします。
水:地域のイベントでお好み焼きとか出してるから今いる人も新しい人も自由に参加してほしいね。子供たちも喜んでくれてたし伝統に触れてほしいと思うよ。
プ1:インタビューも一段落ついたしもう少し食べながらお話聞きましょうか(笑)

水:これが牛バラカルビね。
  
プ5:ご飯が進みそうですね。

東:ちょっと辛くて確かに中毒性がありますね(笑)

東:塩味のもんじゃ初めて食べます。

プ1:塩もんじゃウマ

プ3:さっぱりしてておいしい。

水:塩味のもんじゃは珍しいでしょ。

東:やっぱり自分で作るのと全然違いますね。
  

水:お好み焼きはね空気を入れないようにして、小さく分厚く作るといいんだよ。

東:久しぶりに食べたお好み焼きがみずしまさんのでよかったな。
お好み焼きももんじゃも牛バラも食べながらインタビューできて満足しました(笑)
本日はありがとうございました。

あとがき

水島さんに家庭でおいしくお好み焼きを作る方法を教えていただきました。
皆さんもぜひ実践してみてください。
1.生地を焼く前に鉄板を煙がでるくらい強火で温める。
2.生地を厚めに中火から弱火でじっくり焼く。
3.片面をじっくり焼いたら裏返す。
4.完成。

「青空白金グルメ祭り マンマ・ミーア」が「第14回東京商店街グランプリ」にノミネートされました!

皆さん、「マンマ・ミーア」というお祭りはご存知ですか?
別名「青空白金グルメ祭り」というこのイベントは、5月に四ノ橋の時計台付近で開催されており、今年が2回目でした。
そのマンマ・ミーアですが、なんと「第14回東京商店街グランプリ」にノミネートされました!
プラたか.netでは応援の意味も込めて、主催者の方々にお話しを伺ってきました!

詳しくはこちら

マナティ、取材いくってよ【コラボ企画】

●後編を公開しました!【2018.10.21】
→後編はコチラ

J:COM港新宿で絶賛放映中の情報バラエティ番組「地域活性化戦隊サカリバン」と、プラたか.netのコラボ企画が実現しました!
2017年、プラたか.netがオープンに向けて準備段階の頃、「デイリーニュース・ダイジェスト」のコーナーで特集してもらったことがありますが、今度は「地域活性化戦隊サカリバン」にて、取り上げてもらえる事になりました。
しかし、ただ取り上げたのでは面白くないという事で、マナティが取材に行く様子を番組とWEBで同時発信しようという事になりました。
さてさて、どんな取材になるのやら・・・。

詳しくは下のリンクボタンをクリックして確かめよう!

心と身体の癒しスポット☆ 白金癒淹 ☆

一杯のお茶から毎日をより豊かに…をコンセプトに、平成26年に創業した漢方サロン「白金癒淹(しろかねゆえん)」。
1つ1つ、手作業で丁寧に作られているオリジナルブレンドティーは、おいしいだけでなく身体にも優しく、心身ともに癒してくれます。

■店舗情報
店  名:白金癒淹(しろかねゆえん)
定 休 日:月曜・土曜
営業時間:火曜~金曜・日曜11時~18時
住  所:港区白金1-1-16
電話番号:03-5422-9425

商品情報


オリジナルブレンドの薬膳茶や海藻サプリを販売する漢方サロン。
薬膳茶(オリジナルブレンドティー)には、以下の5種類があります。
●草原の人魚(社長オススメ♪健康で充実した毎日を送るために☆)
●織姫の恋(一番人気♪ダイエットにも効果アリ☆)
●月兎のご褒美(いつまでも美しくいるために…♪)
●乙姫の宝箱(健康維持やパワーチャージに!)
●雪娘のぬくもり(余分な水分とサヨナラできます☆)

【凡例】
並:並木 秀之さん(株式会社パイロットメディカルケア代表取締役社長)
佐:佐藤 恵美子さん(白金癒淹店長)
プ:プラたか.netの中の人

プ:プラたか.netのグルメコンテンツ「プラたかグルメン」のコーナーです☆
記念すべき新年度(平成30年度)の幕開けを飾っていただくのは、白金の漢方サロン「白金癒淹」の社長、並木秀之さんと店長の佐藤恵美子さんです。本日はお忙しい中、時間を作っていただきありがとうございます。
並&佐:お願いします!あ、お茶飲みますよね?淹れますね。
(さっそく試飲のオリジナルブレンドティーを淹れていただく。透明のポットとカップで、とても綺麗!)

プ:わぁいい匂い♡お茶の色も綺麗で、見た目も楽しめますね♪
佐:そうなんです。うちのオリジナルブレンドティーは全5種類ありますが、5種類全てにクコの実(言わずと知れたスーパーフード。赤い実で可愛い!)が入っていて、見た目にもこだわっているんです♡

プ:お、おしゃれ……。店内の雰囲気もお店のロゴも素敵だし、お茶のパッケージもカラフルで可愛い♡全体的にとってもセンスが良くて、私の抱く「漢方」のイメージとはかけ離れていて衝撃を受けています。
佐:壁に絵が飾ってありますが、この4人のデザイナーさんがこのお店のプロデュースをしてくれているんですよ。漢方の素晴らしさを、若い方も含めて色んな方に伝えたくて、少しでも漢方を身近に感じてもらえるよう、お店の雰囲気やパッケージ等も洗練されたものにするといった工夫をしました。ちなみに、お店のロゴは1つずつ散りばめられた生薬が集まったものになっています。


プ:なるほど……!インパクトのある、印象的でおしゃれなロゴですが、そこには深い意味が込められているのですね。また、それぞれのお茶の名前もとっても特徴的でかわいいと思いました。これもそのデザイナーさんたちが名付けられたのですか?
佐:そうなんです。ひとつひとつに、意味と思いが込められています。
プ:お茶の名前が可愛くて、パッケージもカラフルかつおしゃれで、漢方茶の渋いイメージが180℃覆りました!これなら女子や若者にもアピールできますね♪
佐:ありがとうございます(笑)あ、そろそろお茶が、いい感じに蒸れてきました。どうぞ~!
(この日は、月兎のご褒美、乙姫の宝箱、雪娘のぬくもりを淹れていただきました。)
プ:いただきまーす!!
これは美味しい……!漢方茶の味のイメージとして真っ先に浮かぶ「苦み」も全くないですね。

★月兎のご褒美 ・・・酸っぱさの中に、後に引かない爽やかさと甘さがある味わいで、二日酔いにも効果アリだそう。確かに目が覚めるお味……。あっさりとした甘さは、アジサイ科の甘茶という葉を発酵させたもので、歯周病にも効くのだとか。
★乙姫の宝箱  ・・・とうもろこしの香ばしさと黒豆の爽やかな味わいで、さっぱり、あっさりとした風味。不眠にも効果があるそうで、現代人の疲れを癒してくれるありがた~いお茶です。
★雪娘のぬくもり・・・シナモンの香りがほんのりと漂い、飲む前から癒されるぅ~。一番甘みが強くて、とっても飲みやすい!血液の循環を改善し身体を心から温めてくれて、冷えやむくみも解消してくれる、女子の強~い味方♪
★織姫の恋   ・・・漢方感を全く感じさせず、抹茶みたいですごく飲みやすい♪さすが白金癒淹、一番人気の商品☆ダイエット効果、血糖値の上昇を抑える効果も抜群とのことで、プラたか取材班のS氏はこの「織姫の恋」を大量購入していました。笑
★草原の人魚  ・・・高麗人参パワーで免疫力アップ!胃腸を元気にしてくれる、男性に人気のお茶です。社長一押しの商品で、社長は毎日これを飲み続けて健康を維持しているそう!社長のきらりと光る笑顔のヒケツは、このお茶だったのかぁ~!と、妙に納得。

プ:本当に心も身体も癒されて、取材を忘れてしまいそう・・・。
忘れてしまわないうちにどんどん聞いていきますね!

並&佐:何でもどうぞ!

プ:まず、「白金癒淹」の名前の由来について教えてください。
並:「白金」は地名から取り、「癒淹」は当て字ですが、読んで字のごとく、お茶を淹れることで体調を整え、身体と心を癒したい、という願いを込めて名付けました。
プ:なるほど……。確かに、佐藤さんに美味しいお茶を淹れてもらって、取材班、既にみんな癒されちゃっています(笑)
次に、このお店をスタートしたきっかけを教えていただけますか?
並:当店は、2016年6月5日にオープンし、開店から2年が経ちました。私が昔、サラリーマンとして働いたときに体調を崩して、それから長い間闘病していたのですがなかなか回復せず、治療に専念するために会社を退職しました。最初は西洋医療で治療していましたが、西洋薬は、即効性はあるものの持続性がなく、薬を飲むのをやめるとすぐにまた症状が出てしまうということに悩んでいました。そんなとき、漢方に出会ったのです。
プ:運命の出会いですね!
並:そうですね(笑)漢方薬には即効性はありませんが、いったん効果が出ると長い間効果が継続し、また仕事をできるようになるまでに回復しました。また、漢方薬には、「患部にピンポイントに効く」というメリットもありますし、副作用もほとんどありません。私は今でも、「草原の人魚」を毎日飲んでいます。おかげで体調もすっかり良好です!

プ:おぉ、漢方パワーすごい!

並:私は漢方に救われ、それを機に、漢方の良さを皆さんにも伝えたいと思うようになりました。漢方と一言でいっても、普通の人にはなじみも薄く、敷居が高いものと思われるかもしれませんが、身近なところでお店を開くことで、まずは近所の人から少しずつ広めていきたいと考え、白金にお店を開くことにしました。株式会社パイロットメディカルケアの「パイロット」には、「水先案内人」という意味があります。西洋薬では回復できないという方たちにとっての漢方の水先案内人になりたい!と思い、この会社名を付けました。
プ:なるほど……。社長の熱い思いがよく伝わってきました。今の社長の笑顔の素は「漢方」だったんですね。ちなみに、佐藤さんとはどのように出会われたのですか?
並:病気をして、通院を続け、でも体力がなかなか戻らなかった頃、港区社会福祉協議会でボランティアをしていた佐藤さんと出会いました。佐藤さんは当時、漢方の勉強をしていて、また私も漢方の魅力を強く感じており、自らが関わる最後の事業として、漢方サロンの起業に向けて動いていたところでの出会いだったので、すぐに意気投合しました。
プ:まさに磁石が引き寄せあうように出会われたのですね。そんな素敵な出会いののちにお店をオープンして早2年が経ちますが、感触としてはいかがですか?
並:会社を興し、佐藤さんに手伝ってもらいながら、まず地域から親交を深め、地元重視で、少しずつ広めていきたいという思いでここまでやってきました。多くの人に知れ渡るまでにはかなりの時間がかかりましたが、ここへきて最近、SNS等でも話題にしていただけるようになり、少しずつ成果を感じられるようになってきました。近頃では、店頭販売のみでなく、美容院やエステ等での施術の後に飲んでもらうために美容サロンや整体、鍼灸院等に卸すといった仕事も増えてきています。試飲したお客さんが気に入ってくれれば、その場で購入可能というシステムです。
プ:確かに、最近美容院やエステで出てくるお茶ってクオリティーの高いこだわりのものが多くて、私も最近、注目していました。こうして白金癒淹のお茶は色んな方の目に触れ、どんどん広まっていっているんですね~。このお味なら皆すぐに飛びついてきてくれそうですね!(笑)このお味(ブレンド)は、どなたが開発したものなのでしょうか?

佐:お茶のブレンドは、薬科大の教授のアドバイスのもと、スタッフと薬剤師で試行錯誤を重ねて開発しました。実はこの味にたどり着くまで、勉強の期間も含めると4~5年かかっているんですよ。東洋人には、遺伝子的な要素もあり、実はハーブは合わないといわれているんです。大量摂取すると、気持ち悪くなってしまったりするんですね。そこで私たちは、東洋人に合った素材を選びました。
プ:なるほど……。白金癒淹さんのお茶はクコの実や高麗人参、とうもろこし、黒豆など東洋っぽい素材が満載ですものね。そして、並々ならぬ努力をされて、こだわり抜いてたどり着いたお味がコレなんですね……!この味にたどり着くまでの歴史に思いを馳せながら、味わって飲みたいと思います。さらに、ひとつひとつを手作業で調合しているというものありがたみを感じます…♡ちなみに、お茶の淹れ方にもポイントがあったりするのですか?
佐:お茶ごとに微妙に(温度と時間の)淹れ方は違いますね。例えば草原の人魚は、抽出時間が長くてもOKですし、また、当店のお茶は品質劣化を防ぐため、素材の大きいものを使っています。よく、粉末のティーバッグ等が手軽な値段で売られていますが、粉末にすると酸化しやすくなってしまうため、えぐみがでてしまいます。そこで、当店ではなるべく素材のまま使うようにしています。(クコの実もカットしたりせず、そのまま使用しているそうです!)

プ:体積が大きくなることで酸化しにくくなるということですね☆

佐:そうです。また、お茶を抽出した後の茶殻はそのまま捨てるともったいないので、カレーに入れたり、餃子に入れたり、お粥に使ったりと再利用しています。皆様にもオススメです!
プ:おぉ~、二度楽しめるということですね。良いダシになりそうです…!まさに一石二鳥、私も試してみます♪(後日、プラたか取材班S氏は草原の人魚の茶殻でお粥を作ったとのこと。とっても良いお味だったそうです!)

並:味の追求には終わりはないと思っています。まだまだ、発展途上だと言えるかもしれません……。これからもさらに良い味を追求していきます。もちろん、味だけではなく、漢方としての効能の向上もまだまだ目指していきます。より効果のある、おいしいブレンドを追求したいですね。
プ:6種類目の新商品も期待しちゃっていいってことですね!?楽しみにしています☆

並木社長、佐藤店長、本日はお忙しい中本当にありがとうございました。
日々の健康に不安を感じられている方、また健康には自信があるという皆さんも、心も身体も癒される漢方サロンにぜひ足を運んでみてください。きっと「漢方」のイメージが一新されます♪
またホームページやツイッター、インスタグラムでもブログや様々な情報を日々発信しているので、ぜひチェックを!

■白金湯淹ホームページはこちら

幸せを届ける ハッピーママーズ 細谷 尚子 氏

今回は高輪地区の住民であり、様々な活動をされている細谷さんにインタビューをさせて頂きました。
まず、最初にお会いし緊張していたため、こちらが大きな声で挨拶をしたところ、「腹式呼吸いいね!」と褒めて頂き、緊張をほぐしてくださいました。

細谷さんは、区内の子供達が参加するサマーキャンプや、春のいちご狩り等を企画・運営する青少年委員として活動されています。時には、活動の一環で防災活動にも協力するなど、地域と子ども達を繋ぐ役割を担われています。

やりがいについて伺うと、自分の子供が卒業しても学校のイベントにも参加でき、日頃の活動を通して、地域の子供たちの成長を日々感じられるそうです。特に、入学式や卒業式などの節目には、いつも感動されているそうです。

いつでも、子供たちに声かけてもらえるような、声をかけられる、母親でもない、親戚でもないけど、いつも見守ってくれている皆のお母さん的(細谷さんは「となりのおばちゃん的」と表現 笑)な安心感をあたえられる存在として、大きなやりがいを感じていると、いきいきと楽しそうに話してくれました。

そしてもう一つ、細谷さんは高輪ハッピーママーズというゴスペルグループに所属しています。
ハッピーママーズは今年17年目を迎え、現在22名、様々な世代で構成されています。
高輪児童館が企画したゴスペル講座への参加がきっかけで、最初は、高輪地区のママ達が主に参加していましたが、現在では、芝、芝浦、港南、港区以外や他の区の方もいらっしゃるそうです。

このゴスペル講座は、指導された先生の楽しいレッスンだけでなく、子育てで家にこもったママたちの為に、歌うことで気持ちをすっきりストレス解消、子育てママたちの意見交換もあり、とても有意義だったそうです。
細谷さん達は、ハーモニーを奏でることの楽しさ、自由なゴスペルの歌の魅力に魅せられ、もっと歌いたいという思いから「ハッピーママーズ」というサークルに発展したとのことです。

「自分達は、歌うことを楽しんでハッピーになっていたけれども、いろんなステージに参加したり、依頼を受けていくうちに、聞いてくださる人達にも、ハッピーを届けたい!という想いが強くなりました。」と細谷さんは教えてくださいました。

活動範囲は、主に港区で活動していますが、要望があれば横浜で活動するなど、幅広い範囲で活動を行っています。

また、老人ホーム、福祉施設、幼稚園など、依頼があれば、喜んで参加されているそうです。地域の福祉にも向き合い活動しており、様々な層をターゲットにしていると感じました。

今年も地域の夏祭りなどでハッピーママーズは活動するので、是非この記事を読んだ区民の方は見に行ってはどうでしょうか!

細谷さんからは「ゴスペルを歌うことで自分たちも元気に、また聞いてくれる人達にも元気を届けられるのではないかと思います。私たちは、普通の主婦だけれど、皆歌っているときはいきいきとした豊かな表情で歌っています!」とのことです。

同時にメンバーも随時募集されており、働いているママのためにも夜の練習もありますので、是非、見学も歓迎!とおっしゃっていました!

最後に、地域の方へのメッセージをお願いしたところ、まず一番思うことは、港区はとても環境に恵まれているということでした。都会の真ん中にありつつも緑が豊富で下町感があり、地域のつながりも強いのでここに住めて良かったとおっしゃっていました。

●感想
吉田 細谷さんのお話しを聞いて、港区は自分が思っていたよりも住民同士での繋がりが強く、富裕層ばかりが住む場所ではないとわかり、子どもたちは地域の見守りの中育っているんだなと実感しました。住んでみないと分からないお話を聴くことができとても有意義な時間でした。ありがとうございました!

伊藤 今回、学校外でのボランティア活動は初めてであり不安もありましたが、細谷さんが自分たちに気を使ってくれたのもあり、スムーズに質問をすることができ感謝しています。僕は正直、港区は高層マンションが多くあるので住民同士のコミュニケーションはセキュリティの関係で希薄であると推測しておりましたが、実際は下町感が残っており、子どもの活動はしっかり見守られていると知り驚きました。このように実際に現地の人の話を聞かなくては分からないことは多く、実際に聞くことの重要性を感じることができた良い機会になりました。ありがとうございます。

<撮影班より>
2018年4月1日に開催された「高松桜フェスティバル」にて、細谷さんが代表をつとめる「ハッピーママーズ」の皆さんが出演されました。
静かな感じのアカペラから始まり、後半では細谷さんのソロもあり大迫力でしたよ。
最後は客席に飛び込んで、みんなで大合唱。大いに盛り上がりました!

■記者/伊藤大季  ■記事/吉田誠也

温かみのある”まちのケーキ屋さん”を目指す「パティスリー ピエス」

白金北里通り商店会、三越湯のとなりにある「パティスリー ピエス」。
季節のフルーツを使ったスイーツが、地域の皆さんに大人気です。
イートインもあり、ちょっと立ち寄ってケーキとコーヒーで休憩もできる、気軽に立ち寄れるお店です。
今回の「プラたかグルメン」は、港区で地域参加の「最初の一歩」を応援する「プラス一歩みなと」主催の岩瀬さんの取材&編集による、スペシャルバージョンでお届けします!

■店舗情報

★patisseire piece(パティスリー ピエス)
営業日)月曜日
営業時間)11:00~20:00
住所)東京都港区白金5-12-17 三福ビル1F
   TEL/FAX:03-6338-9232
   mail:pa.piece1155@gmail.com
URL)https://patisseriepiece.com/

商品情報


★パティスリーピエス一番人気の「レモンケーキ(270円)」。しっとりした食感で、爽やかなレモンの香りがふわっと広がります。

昔ながらの商店街で

白金にあるpatisseire piece(パティスリー ピエス)のオーナーパティシエ、石橋孝稔さん。お会いした石橋さんは見るからに優しそうで、きっとおいしいお菓子を作ってくれるに違いありません。

お店があるのは白金北里商店街。白金にありながら、昔ながらの佇まいを残す庶民的な街並みが残っている場所なんです。石橋さんのお店の前にはお豆腐屋さんやおだんご屋さんが並んでいて、まるで昭和にタイムスリップしたよう。
そんな中に、白くてすっきりと建つ石橋さんのお店があります。

熊本から東京へ

石橋さんは熊本のあるお店でパティシエをされたあと、ご縁があって白金のケーキ屋さんで働くことに。その後独立され、2017年5月からお店を開いています。

お店の名前の「piece」は人と人とのピースがつながっていくのを願っているからとのこと。お店とお客様。そしてお客様から贈る人。お菓子って人とのつながりを作りますよね。

お菓子へのこだわり

お菓子は国産の素材を使い、親しみやすい見た目を心がけているそうです。こういうところもこの街の雰囲気にぴったり。

インタビューしている間にも、子ども連れの家族や仕事帰りのサラリーマンなどがいらっしゃって、街の人のお気に入りになっているようです。

地域の人との関わり

石橋さんのお店には小さなイートインスペースがあります。最初はなかったそうなのですが、お客様の声を反映して作られたとか。そこは地域のお客様とのコミュニケーションの場。お店に立つ奥さまがさりげなく会話をかわします。
ご夫婦で地域の方とのつながりを大事にされているんですね。

そんな石橋さんのお店には、近くの会社の方やご近所の方がバースデーケーキやお祝いケーキを注文していかれます。お客様の方からケーキのご提案があったりして、お客様とのコミュニケーションの中でオリジナルケーキが作られることもあるそう。
そんなお話からも、人とのつながりを大切にされる石橋さんのお人柄を感じられます。

さらに広がるつながり

商店街だけではありません。サックス演奏者の方からの声かけで、ジャズとスイーツのコラボイベントも計画されているそうです。子どもと一緒に聴けるジャズイベントだそうで、なかなか子どもと楽しめるジャズってないですよね。スイーツからさらに広がっていく人とのつながり、ステキです。(ジャズイベントの詳細は下記)

懐かしさを感じる商店街の中の一角、新しいのにすでに街に溶け込んでいるパティスリーピエス。
「商店街のお店に行くついでに気軽に見ていただければ。活気のある街を作るお手伝いができたら嬉しいです。」と石橋さん。地域に関わる方法はいろいろあるんですね。

お店では白金だけではなく、麻布、広尾、渋谷のあたりまでの会社様と個人の方へのご注文を受けていらっしゃるそうです。
ぜひ気持ちがほっとするおいしいお菓子と、優しい笑顔の石橋さんに会いに行ってみてください。

【文:岩瀬友理】


今回のインタビューは、プラたか.net合同企画の第一弾として、港区で地域参加の「最初の一歩」を応援する「プラス一歩みなと」主催の岩瀬さんの取材&編集でお届けしました。
岩瀬さんは、港区芝地区総合支所と慶應義塾大学の合同プロジェクトである「ご近所イノベーション学校」の修了生で、地域の活性化をお手伝いできればと「プラス一歩みなと」を運営されています。
また、北海道フードマイスターの肩書も持ち、現在「食に関わるすべての人の活動の場となる【シェアアトリエ】」を作るための実験室「ゆいろラボ」を立ち上げ中とのこと。

★プラス一歩みなとのウェブサイト

■ジャズイベント
JAZZ & SWEETS LIVE
日時:2018/5/19(土) 14:00開場 14:30開演
場所:NARUE(東京都港区南麻布2-15-7)
チケット:前売3,000円 当日3,500円 高校生まで1,000円(ケーキ、ドリンク付き)
ご予約・お問い合わせ:morningchild.jazzsax@gmail.com 03-6338-9232(patisseire piece)

白金城を探せ!

第三回白金高輪歴史探訪は「白金城を探せ!」の巻

 お城と言えば老若男女が胸を熱くする!という訳ではないかもしれませんが、我が町、白金の地名にも由来する「白金城」と言われる城跡遺構が存在することを皆さんご存知でしょうか?
しかも、山の手線内側で遺構が残るのは、あの「江戸城」とこれから探訪する「白金城」の2つだそうです。
注)上の写真は白金城のイメージ図(笑

高輪地区(三田四丁目、五丁目、高輪、白金、白金台)には広い緑地が多数ありますが、それらは旧来、豪族や名家の屋敷があった場所や、皇室の御用邸として使用されてきた場所が多いそうです。

なかでも特に広い「国立科学博物館附属自然教育園」は、江戸時代に高松藩松平家の下屋敷であった場所が、明治時代に陸海軍の火薬庫として使用されました。大正時代には皇室所有となり白金御料地として使用され、昭和24 年(1949 年)に全域が天然記念物及び史跡に指定されています。


● 自然教育園は自然がいっぱい!

この自然教育園こそが、白金城の遺構を残す場所なのです!!
時代は遡ること、室町時代・・・!!
プラたか.net取材班のお城好き達は胸を熱くして、第三回歴史探訪スタートです!!

と意気込んだその日、2018年1月23日、降雪により出鼻を挫かれる取材班。

 日を改めて!2018年2月1日、再び降雪の予報・・・。
 これは、取材に初参加のW氏のせいではなかろうか・・・。
 もう日を改めない、決行します!!(写真が少し暗いのはそういう理由です 笑)


● まだ雪が残っています。(2月1日)

 自然教育園は入園料で大人310円必要です。自然保護のため、入園者数は同時に300人と定めているようです。混雑時はディ○ニーラ○ドのように入場規制されるのでしょうか。
 
入口に自然教育園の案内図がありました。


● 写真案内地図

 自然教育園の全体地図です。むぐぐ、思っていたよりも広い。


● 土塁の全体が分かるように魚眼レンズで撮影

 冬でも木々が生い茂っていますね。次第に車の音も聞こえなくなり、鳥のさえずりがだけが聞こえてきます。都心とは思えませんね。

探訪して程なく案内版がありました。この土盛りが「土塁」という外敵や野火を防ぐために設けられた白金城館の遺構だそうです。
 水脈もあり、下流を塞き止めると地図で記されている館の上方が池になるそうです。館の後ろは崖になるので、守りは鉄壁ですね。

 白金城館の遺構は土塁のみで、石垣のようなものはありません。
 しかし、木々を見ると、土塁付近の樹木が太く背丈があるのに対し、白金城館跡地は背丈こそあるものの、そこまで木々は太くありません。

 面影はありませんが、きっとここには立派なお屋敷があったのでしょう。

 木々は生い茂っているので、分かりにくいのですが、白金城館は少し高い位置に建っていたようです。


● 下から見た風景

 伝承によると、室町時代に南朝に仕えた柳下上総介という銀を多く所有していた豪族がこの地に城館を構えたそうです。
当時、銀のことを白金と呼んでいたため、柳下上総介は「白金長者」と呼ばれるようになり、彼の城館を「白金城」「白金長者屋敷」等と呼ばれたそうです。
 それがそのまま地名に由来するそうですが、柳下上総之介やこの城館についての史料はなく、詳しいことは不明とのことです。


● 池に氷がはっています(2月1日撮影)

 身近な場所に、このような自然が残っていることも嬉しいですが、その自然の中に、戦国浪漫から現代までの物語が積もっていると思うと、一層愛着が湧きますね。

 では最後に一句。
しろかねの れきしをはせる やかたあと


● とても都心とは思えません

●国立科学博物館附属自然教育園
http://www.ins.kahaku.go.jp/

 ‐エピローグ‐
 身体の冷え切った取材班のSSとYNMは、白金北里通り商店会に移転した「白金本気だんご」のカレーを食べに行きました。
 魚沼産コシヒカリの玄米にかかる特製カレーに秋田比内地鳥の肉団子!
デザートの玄米団子も旨し!!

夜はバーをやっているそうです。昨日、赤○仁が来たそうな・・・。

●白金本気だんご/ルナジェナ BAR
港区白金6-1-4-2F
電話:03-3441-8355

“地域を耕し、絆を育てる” 青少年指導員 芝 耕太郎 氏

地図を見ながら白金の街を散策していると、「道に迷ったの?」と声をかけてくれた大型バイクに跨るライダー。どこぞの不審者!と身構えると地域イベントでよくお会いする男性。後日、白金高輪四十七氏の取材を依頼すると「(取材時間は)夜でもいいですか?」と快諾くださいました。

【凡例】
芝:芝 耕太郎さん
プ:プラたか.netの中の人

■初の居酒屋取材決行!

プ:「夜でもいいですか?」と言われれば、当然の流れですが・・・、プラたか.net初の居酒屋取材です!
ビール4杯、ゆっくりでいいから至急お願いします!!
芝:じゃあ!!カンパーイ!!
ゴクゴク・・・。
芝:おかわりー。
プ:あ、ビール追加4杯。(いかん、酔っぱらう前に取材しなければ・・・。)

プ:では、改めて取材に御快諾いただきありがとうございます。今回は、そうですね・・・3部構成でお話しを伺わせてください。
芝:よろしくお願いします。3部構成というと?
プ:すばり、芝さんの地域活動に関する過去、現在、未来のことを!
芝:恐ろしくベタ!(笑)

■芝氏、キャンプに目覚める

プ:地域活動のきっかけをお伺いしたいのですが、芝さんは生まれも育ちも白金ですか?
芝:小学校6年生のあと少しで卒業!という頃、突然親から「1週間くらいで転校してもらう」と告げられ、途中で神応小学校に転校してきました。
プ:唐突ですし、子供にとっては微妙な時期の転校ですね。
芝:祖父の体調が急変してね。その時だけで元気になったけど(笑)、たしかに微妙な時期で転校したら「転校生」といじられましたよ。
プ:今では完全にいじる側のにんげ・・・いやはや、そこから地域活動にはどのように?
芝:港区で少年リーダー教室という事業を実施されていました。いわゆる他校の知り合いを作るもので、そこで知り合った他校の人なら「転校生」も関係ない。ということで中学1年生の時に広報みなとを見て申し込みました。


●白金地区のキャンプにて、調理指導中の芝さん。

プ:少年リーダー教室ではどのような事をされたのでしょうか。
芝:5月の後半くらいまでに授業を重ねて仲良くなって、夏にキャンプですね。キャンプが好きだったし、事業に参加した他校の友人とも仲良くなれたので、中学3年生まで毎年申し込みました。
プ:キャンプの魅力や想い出等あればお聞かせ願えますか。
芝:当時、社会教育主事で港区に勤務されていた横井先生が面白い方で、色々ご教示いただきました。火おこしが楽しかったですね。キャンバステントを張るのですが、キャンプに参加している高校生が「訓練」といってペグを抜くんですよ。あと飯盒にススがついてれば洗い直しと言われるし。
プ:あれ、先輩にいじられていますね。
芝:やっぱり、自分がされたら今度は後輩に同じようにやりますよ(笑)。
プ:むむ、いじる側になりました。
芝:でも高校時代はバレー部で忙しかったので、キャンプには行きませんでしたから。そこまでいじってはいないですよ。その後もリーダー教室で出会った人たちとは交流が続きました。
プ:事業が終わっても交流が続くのは素敵なことですね。

●社会人1年当時の芝さん。松村雄基ではありません!

■芝氏、地域活動につながる

プ:高校では何か活動をされていたのですか?
芝:高校3年生の時に、青少年洋上セミナーという東京都の事業に参加したくらいですね。
プ:ようじょうセミナー?
芝:洋上。海の上。東京都教育委員会が主催の大規模な事業でした。血気盛んな高校生が400人くらい集まり、12日間共に過ごします。私は第5団(5期)で新さくら丸に乗船して、晴海を出港、班で洋上生活を過ごしながら中国に向かい、天津→北京→大連で中国の高校生と交流するというものでした。
プ:東京都版のリーダー教室ですね。おそらく事業費は億単位の。
芝:もう事業は無くなってしまったけど、その時の友人ともいまでもつながっています。こういった班での洋上生活も良い経験です。社会人になってからですが、区と中学校PTA連合会が共催していた北海道風連町との交流事業でも指導者としてお声掛けいただいて、参加していました。
プ:行政が主催する社会教育事業は随分減りましたからね。こうやってお話を聞くと、やはり地域活動の担い手はこういう事業の積み重ねが大事な気がします。
プ:ちなみに高校を卒業されてからは、またキャンプ活動に復活されたのですか?
芝:大学が静岡県でしたので、復活したのは社会人になって白金に戻ってから。白金地区委員会が区と実施している「みなとキャンプ村」にリーダー講師として呼ばれたのが復帰戦です。
プ:おお、ついに講師!でもキャンプから地域活動にどのようにつながるのでしょうか。

●雷神山公園のお花見大会にて、綿あめ製造中の芝さん。

芝:青少年対策地区委員会というのは町会の方も大勢参加されていますから。キャンプ事業で知り合い、町会や神輿やいろんな事業に呼んでいただきました。
プ:なるほど。キャンプなどの行事を通じて、白金地区委員会が地域活動の入口になった訳ですね。
芝:今もみなとキヤンプ村は継続して参加していて、他には地区委員会でのスキー教室。町会での秋祭り、盆踊りや、旅行などを手伝っています。
プ:地域活動の重要な担い手ですね。まさに白金高輪四十七氏!!

■芝氏、その先へ。

プ:地域活動の今後の展望について、お願いします!

●白金阿波踊りのスタッフ姿の芝さん。

●地域の会議に参加中の芝さん。

芝:考えていることは、キャンプ村はやはり長く関わっていきたい。けれど、指導者としての役割は後輩に任せる。次の世代を順番に育てていかないといけない。町会等の仕事は同じように先輩から言われれば受けていくのかな。
プ:役割を譲って、役割を受ける。一つの流れですね。
芝:そうですね。あと、朝日中学校の同窓会の幹事をしていますが、それも地域のつながりなので、大事にして続けていきたいです。同級生の会も30人くらい集まりますし、同窓会全体だと300人集まった時もありました。
プ:芝さんは、そういった幹事もされて、人の絆をつなぐことも大切にされていますね。

●白金氷川神社例大祭にて子供神輿を先導する芝さん。

芝:夏のキャンプや冬のスキー教室では半年に1度、地域の子供達と会いますが、その半年の子供の成長が見られるし、町会では地域のおじいちゃん、おばあちゃんの健康も見られる。地域活動は楽しいですから。
プ:義務じゃなく、楽しんでやる。地域活動に欠かせない重要なことだと思います。これからもご活躍ください!! ありがとうございました!
芝:よし!飲むぞー! もう1軒!!
プ:おす!!

●2軒目でごきげんな芝さん。

★芝 耕太郎 氏
(白金三光第六町会文化部長、港区青少年対策白金地区委員会、港区野外活動協会、港区青少年委員)

白金に聳える粋な中華料理 「天山飯店」

■店舗情報
店  名:天山飯店
定 休 日:土曜・日曜・祝祭日
営業時間:月-金(昼)11時~ラストオーダー13時30分、(夜)17時30分~ラストオーダー20時30分
住  所:港区白金1-17-2 白金アエルシティ テラス棟1F
電話番号:03-3446-4906

【凡例など】
山:山下 久知さん(天山飯店 2代目店主)
東:東海大学共育プロジェクト 﨑山リーダー
プY:プラたか.netの中のYNM氏
プS:プラたか.netの中のSS氏

プロローグ

プY:東海大学の学生さんが来る前に、お昼ついでにオススメの1品を食べましょう。
プS:いいですね。料理の撮影もしておきましょう。
山:もう作っていいの?
プY&S:オススメの1品お願いします!!

ドドド!ガガガ!ジャバジャバ!バコォーン!(※実際はこんな調理音ありません)

山:はい、おまち。
プY:おおぉ・・・。これがオススメの1品。美味しそう!!
プS:じゃあ私は撮影しますので。
プY:じゃあ私はお先にいただきますので。

カシャカシャ、パクパク。

プY:んー!美味ぃぃ!!!はふぅ!!
プS:どれどれ、むむ!これはぁ!!!

東:本日はお忙しい中、お時間いただきましてありがとうございます。

山:よろしくお願いします。

東:初めてのインタビューなので緊張しています。

山:こっちまで緊張しちゃうよ?(笑

東:ガンバリマス!

東:さっそくですが、天山飯店の名前の由来はなんでしょうか?

山:中国にある天山山脈からいただいた名前です。ちなみに看板の文字は母が書いたものですよ。

東:少し崩したような、山の字が鳥のようにも見えるデザイン性のある看板ですね。
  天山飯店の創業はいつごろでしょうか。

山:昭和50年4月からで、だいたい40年くらい前です。

東:私が生まれる前からですね!

山:私も生まれていませんよ~。

東:ということは、山下さんは2代目でいらっしゃる訳ですね。

山:そうですね、お客様には頭があがりませんよ。みなさんに育てていただきましたら。

東:いつ頃から継ごうと考えていたのですか?

山:大学の頃から、無くなるのは寂しいな思って、卒論書きながら手伝って、働いて楽しかったし、継ごうと思いました。その時は仮店舗でしたね。

東:無くなったらお客様も寂しいでしょうね。お客様の層というのは、やはりサラリーマンが多い?

山:今は白金高輪駅も出来て、オフィスビルも建って、サラリーマンが多いですね。

東:昔は違ったのですか?

山:通り沿いに店があったので、工事現場の人とか車降りて食べに来てくれていましたね。工場も多かったので。

東:客層はずいぶん変化していますね。

山:親父と相談して、昔からのお客さんにも分からないように、少し味を薄くしたりして、お客様の層に合わせた味付けにしています。

東:昔からのお客様も年齢が高くなりますし、きめの細やかな味付けをなされているんですね。
他にも気を付けていることはありますか?

山:んー。悪い意味ではなくで、あまりお客様を「神様」みたいな対応はしていないかな。

東:それは、接客で、ということですか?

山:丁寧すぎる接客は、良くも悪くもマニュアル的で、距離感が遠くて、目指しているお店の雰囲気とは違う。
全員が100点満点なものは目指していません。
誰かには90点で、もしかしたら5点くらいの人もいるかもしれない。

東:自分の好きなお店づくりは大切ですよね。

山:人が好きだから継ごうと思ったし、「元気?」とか声かけて、食べるだけでなく、そんな会話が出来る店づくりをしています。来てくれた人に楽しく幸せになってもらいたい。うちはたまたま中華料理を提供している形で、花屋なら花で、割烹なら和食でとか、商売やっている人はそういう想いがあると思う。

東:ご両親が作られたお店や雰囲気が、街が変わって、人が変わっても受け継がれていくのは素晴らしいことですね。

山:両親が作ってくれた土台があって、そこに自分が少しずつですけど、色々やらせてもらっているので、感謝しています。


●初代・天山飯店マスター


東:お客様にも伝わっているのでは?

山:お客様で、目を見て「ごちそうさま、美味しかったよ」と言ってお代をくださる方がいて、
なんでそんなことを言ってくださるのか尋ねたら、
「料理を作る人にも感謝するのは当たり前でしょ。」と言われました。
こちらも、食べていただいたことに、「ありがとうございました」と心から感謝できますね。

東:感謝の気持ちは大切ですね。料理へのこだわりはいかがでしょうか?

山:自分の子供達に食べさせても恥ずかしくない料理を作っています。当たり前の話ですが、国産の素材を使うとか、でも、その当たり前も当たり前で無い時代ですから。

東:では、そのこだわりで作られる、オススメの一品はなんでしょうか?

山:1年通してのオススメは・・・「タンタン麺」です!

■ 商品情報
タンタン麺 800円


東:周りには、「肉そば」が一番!という方も多いようですが・・・?

山:実は、「肉そば」は白菜の状態に左右されます。
白菜が美味しい時期は、当然「肉そば」も美味しくなります。

東:なるほど!冬の時期が楽しみになります!

プY:ちなみに、メニュー表を周回して楽しむ私から個人的なアドバイスですが、天山飯店の麺類は、残ったスープに卓上の酢を少し入れると、スープの甘味が増して、味の変化が楽しめますよ。これもまた旨し!!

東:おお、普段は学食で済ましてしまいますが、今度来てみたいと思います!!
  それでは、山下さん、最後に2代目として地域の皆さんにメッセージをお願いします!

山:皆さんのおかけで、やらせていただいています。ありがとうございます。

東:初めての取材が、こんな素晴らしいお店で、ありがとうございました!!

山:もうちょっと固くなると思ったけど、大丈夫だったね(笑


※インタビューの総監督として天山飯店のパパとママにご協力いただきました。m(_ _)m

あとがき

山下さんはお祭りが大好きのようで、神輿を担ぐ姿を何回か目撃しています。
今年も白高町会の神輿や三田春日神社の神輿などで、何度かお会いしました。(白金タイムズ調べ)
また、2016年の白金氷川神社宮神輿渡御の際も、分からないことをたくさん教えて頂きました!

このインタビューの後で、写真をセレクトしていたところ気づいたことがあります。
それは、初代と二代目の「色」です。初代は白い割烹着、二代目は黒で統一されています。
中国では白は太陽や光を意味して、黒は奥深くはかりしれない様子を例えた色です。
実はとても縁起がいいんですね。
初代と二代目のコンビネーションが生み出す「天山飯店」の味。
是非、お試しください!

「社会的弱者も暮らせるまちづくり」の提言募集のお知らせ

港区まち創り研究会の安藤さんからチラシをもらいました。
港区民一人あたりの平均所得が1000万円を超える一方で、社会的に弱い立場の方々も大勢いらっしゃいます。
このような方々がこれからも港区で気持ちよく暮らしていくには、どんな方策が必要なのか?

港区まち創り研究会では、みなさまからアイディア、スケッチ、意見、施策の提案を募集しています。
表現方法は自由でA4判10枚以内でまとめてください。
応募資格はありません。
詳しくは、下記PDFをご覧ください。

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