白金陶芸教室(後編)
白金陶芸教室(後編)
鼻息フンフンでスタートした白金陶芸教室の陶芸体験。
「和やか兄さん」こと角谷先生にマンツーマンで教えていただきます。
用意されていたのは土の塊。
ここから何でも好きなものを作れるんだ!と思うとワクワク!
制作目標は、コーンフレークを食べる用の大きめの器、ロング缶のビールに丁度いいグラス(花瓶にも使えるやつ)、日本酒用のぐい呑み2つ。計4つです!欲張りぃ〜!!
まず、先生がお手本を見せてくれます。
一つ目の大きめ器。「こうやって〜ああやって〜」と、ものの数分で素敵な器が形作られました。
「では、やってみましょう!」と椅子を用意してくれる先生。
その前には「電動ろくろ」。ここで大問題発生です。
私、電動ろくろ、初体験。今まで意気揚々とやっていたのは、自分でペダルを踏んで回転を調節できるろくろだったんですね・・・
魔法のように滑らかな先生のプロの手つきを見て、初の電動ろくろを前にし、私の鼻息は「息してる?」レベルに。スカウトされる事まで妄想したあの自信は一気にどこへやらですよ。
言われるがまま土の塊の上から親指を入れ、器の内側を作っていきます。恐る恐る触ると「何これ〜!スベスベで気持ちいい!」土と触れ合ってみると、俄然いけそうな気がしてきました!何事も、案ずるより産むが易し。(陶芸は人生に通ずる事まで教えてくれるのね)
片手を狐のようにして器の内側を整える「コンコンタイム」
両手を蝶々のようにして外側を綺麗にする「ちょうちょタイム」
幼稚園のお遊戯のような、わかりやすい指導を受けながらどんどん進みます。
初めは緊張で肩に力が入りまくり、番組スタッフさん達に「妖怪みたいな姿勢だ・・・」と言われようが、めげずにどんどん進めます!
集中力が8分しかもたない私は、途中、気を抜いた指が作品に当たり、先生に直してもらう場面が多々あったものの、無事、4つ作り上げる事ができました〜!
気がつけば、教室に到着してから2時間近くが経っていました。
ずっと座ったままだったのに、物凄い全身疲労。ゼェゼェ・・・
ここから、乾燥させて・教室にある窯で焼き・釉薬をかけて・・・などの工程を経て、約1ヶ月で完成!!!
焼き上がりは11%小さくなります。
渋い中にも漂うモダンな雰囲気!めっちゃ素敵な作品になりました!
飾りっ気の無い私の日常に暖かさが生まれた気がするー!ホクホク。
案の定、陶芸教室講師としてスカウトされそうな空気は1ミリもありませんでしたが、今回の陶芸体験を通して、改めて「来世は山に篭る仙人風・陶芸家」という夢に近づけた気がします。
そして、もっと「集中力」と「肩の力を抜くこと」を身に付けたいな。という日常生活に通ずる発見もありました!
皆さんも、来世の夢に「陶芸家」
●完成品
完成品は、地域活性化戦隊サカリバン10月号にて、さりげなく登場しております。【プラたか.netスタッフ談】
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